Koto Hospital Home Clinic
契約にあたっては、KP(キーパーソン)を決めていただきます。KPは患者様の治療方針や急変時対応などの重要な意思決定について、患者様ご本人の次に責任を持つ人物です。また、診療費用の引き落とし銀行口座をご用意いただきます。安全上の理由で[現金での集金は行っておりません]。
それ以外の詳細は当院相談員が丁寧にご説明いたします。
訪問診療とはあらかじめ契約した患者様のご自宅に定期的に訪問して診察や検査、処置、処方等を行う診療形態です。ご自宅に訪問する医療として似たようなものに「往診」がありますが、往診は「困ったときだけ来てもらう」サービスです。一方で、訪問診療は体調が悪いときはもちろん訪問しますが、「体調が良くても定期的に訪問」します。したがって訪問診療は[継続的な通院が必要な患者さん]に向けたサービスです。[ずっと外来に通院してきて、これからも通院が必要だけれども、(体調その他の理由で)病院に行かれない]、そのような方は訪問診療をご検討ください。
訪問診療は契約によって定期的に訪問することになりますので、月額の費用負担が発生します。負担額は保険形態によっても変わり、自己負担がない場合もあります。諸費用に関しては複雑ですので詳しくは個別に相談員にお問い合わせいただきたいですが、介護タクシーを使って誰かが付き添って月に数回通院するようであれば、訪問診療の方が割安かもしれません。
制度上、訪問診療を受けている患者様は[医療機関/医師の管理下にある]ことになり、具体的には、[24時間いつでも医師に健康に関しての相談をお受けいただけます]。相談の結果、アドバイスだけで終わることもあれば、投薬や訪問しての診察や処置を行ったり、あるいは救急車を招聘して搬送指示を出すこともありますが、どんな場合でも[患者様の容態にしたがって対応を]いたします。
訪問診療が必要となる患者様は、基本的には外来通院が難しい方です。そのような方は他の訪問系のサービスも併せて利用するとより便利です。訪問のサービスには、訪問看護、訪問リハビリテーション、介護ヘルパーなどがあります。それらのサービスを調整するのは主に「ケアマネージャー」の役割ですが、よくわからない方は当院の相談員にご相談ください。適切な段取りをご案内いたします。当院は地域の介護事業所や訪問看護ステーションと連携して、一貫した支援を行っていきます。
皆さんこんにちは。当院では主に訪問診療を行っています。訪問診療とは私達がご自宅にお邪魔する診療形態です。患者さんにとっては「病院に行かなくていい」のが最大のメリット。病院ほどの潤沢な医療資源は使えませんが、在宅でできる限りの診療をさせていただきます。身体的な理由や認知症などで通院がしんどくなってきたら、どうぞ訪問診療をご検討ください。
スタッフは随時募集はしていませんが、訪問診療にご興味のある方は、詳しくはリクルートのページをご覧ください。
社会医療法人社団 順江会 江東病院附属在宅診療所電話 03-3685-0971FAX 03-5875-3375平日9時〜17時 : 土・日・年末年始休診、祝日不定休